勝手に(ブログで)ラジオvol.4 夏編

週に1回のこのブログ。

めちゃくちゃ暑い毎日なので、夏が似合う曲を、個人的な話を交えながら勝手気ままに書いていきたいと思います。

まずはカラッと暑い昼間に合いそうな曲を。

Southern Comfort – I Need Help

1972年の作品。バンド自体は3枚のアルバムを残して解散。この時代は、こんなに素敵な作品を残しながらも、今となってはあまり知られなく、しかもCDにもなかなかなっていない作品もあるだろうし、サブスクリプションなんて持ってのほか、なんてのもある。

これも多分サブスクでは聴けなかったんじゃないかな。YouTubeの再生回数も少なくて驚く。

夏の夜に合いそうなのはこの曲。

L.A. Getaway – Long Ago

これは1971年の作品。

実はこのアルバムはわたしはアナログ盤で持っていて、本当に大好きなレコードです。お店で見つけたとき確か1000円以下だったな。

もちろん全然知らなくて、なんか良さそうだなって思って買ってみた。大体そういう時の直感は当たったりするから不思議だよね。

この人の歌と声が大好きです。

あ、外で雷が鳴ってる。夏っぽくて良いなあ。雷大好きなんだよなー。

レコードを買い始めたのはわりと最近(ここ2、3年)で、しかも全然コレクターとかではないので、本当気まぐれというか、旅をするみたいな感覚で行き当たりばったりのレコード愛好者で、なんならアナログ盤に強いこだわりがある訳でもない。

でも、好奇心の塊みたいな性格をしているので、よくわからない物に惹かれて、買ってみては、わ!!こんな世界があったのね!!!ということを繰り返しています。

事前にネットで調べたりなんかせずに、何を探すでもなく、ぜひレコード屋さんに行ってみてちょ。怪我もしないし病気にもならないし命を落とす確率もかなり低い旅そのものだよ。笑

Swampwater – Dakota

これはつい最近知ったアルバム。これまた1971年。

バイオリンが本当に気持ちいい。晴れた日に聴きたくなる。暑ければ暑いほどいい。スワンプは湿地という意味なだけあって、そういう南部の音がします。

ちょっとバンドのあの曲に似ている気もする。

The Lovin’ Spoonful – Do You Believe in Magic?

この曲がそれはもう大好きで、今年タイでも車の中で何度かけただろうか。

アルバムも本当に最高で、ぜひ全部聞いて欲しい。気持ちが明るくなるよ。

魔法を信じるかい?というタイトルの通り、魔法みたいな作品だと心底思う。夏の真っ昼間に聴きたい。余談だけど、タイの友だちから昨日ちょうど連絡があって、また今度は別の島に行っているらしい。何ていうか、羨ましいぜ!!と本当に思ったし、いろんな知り合いのFacebookとかみても、ちょっと日本とは違う。数ヶ月前は日本よりずっと厳しい策を講じていた訳だけど、それが功をそうしたのだろうか。。

とにかく、その島は最高らしく、次来たときはそこに行こう、なんていう話をしたのだけど、夢のある話だな、と思ってニヤニヤしてときめいた。冗談を言いながらゲラゲラ昨日は友達とのそのやり取りで笑ってしまった。

本当に些細なことでいいから、魔法を信じてみたいと思う。この日常の中で。

次は、知っている人も多いこの曲を。

大好きな曲です。

Melissa feat. Jackson Browne & Gregg Allman

わたしがこの二人のこの演奏を聞いたのは確か22歳くらいの頃だったな。晩ご飯を作りながら、TuneIn Radio を聴いていて、そしたら流れてきた。その時も夏だったんだけど、窓から入ってくる夏の夜風と部屋の様子まで覚えている。

それで少ししてからグレッグオールマンのトリビュートアルバムを買ったりもした。

Booker T & the M G’s – Green Onions

ついこの前のブログに、2014年夏に広島に行った時のことを書いたけど、

その時に乗っていた夜行バスの中では、ひたすら音楽を聴いていた。

当時使っていたお気に入りの130GのiPod classicで。当時は本当に大容量に感じていたけど、今じゃそうでもないんだなあ。ハードディスク搭載で、iPod touchもその前に買っていたけど、わたしはこのシンプルな機械が大好きだった。

話がだいぶずれた。笑

そのバスで聞いていたのは、この曲の入ったアルバムと、ドクタージョンのgumbo。

当時出演したライブハウスから貸してもらったCDだった。

21歳だったからまだまだこういうの聞いたことなくて、本当に感動して、バスで眠れなくなって寝不足になったことだけはよく覚えている。

Dr. John – Iko Iko

大好きなJudee Sill の曲で今回は終わりたいと思います。

彼女のセカンドアルバムより。

Judee Sill – Soldier of the Heart

わたしは、Judee Sillがとっても好きなんだけど、彼女は生前2枚しかアルバムを残していない。名盤と言われるファーストアルバムは、1971年にアサイラムから1枚目の作品としてリリースされた。

彼女は、何ていうか、ハードな生い立ちをしていて、刑務所の中で音楽を覚えたらしい。ゴスペルをピアノで覚えたとか。

だからなのか、彼女の歌詞はクリスチャン的な、神対自分みたいな歌詞が凄く多い。たまによくわからない。(ちなみにわたしは昔一度、西洋的価値観をわかりたくて聖書を読んでみたけど、途中で挫折した。)でも、意味はわからなくても、本当に素晴らしい曲ばかり。神聖で美しい。その中でもこの曲は美しいというよりは、パワーに満ちた曲で、大好きだ。

それは、彼女の生活がその真逆にあったからこそ、なのかもしれないとも思う。

勝手に(ブログで)ラジオvol.4 夏編” への1件のフィードバック

  1. わーい、グリーンオニオンズしか知りません。

    当時のアメリカには沢山のヒッピーもいたわけだから、無名のミュージシャンも

    死ぬほど沢山いたに違いないですね。

    三回目のラジオも聞きましたが、リンク貼ってあった曲のスイッチを全部onにしてしまい混沌としてラリってしまって、コメント書くの忘れてしまったので、

    これでまとめて2回分ということで宜しくです。😄😄😄😄

    いいね

コメントを残す