だいたい週一のペースでやってるこちら。
今回はちょっといつもと雰囲気違うんですが、
最近すごいの見つけちゃったのです。ふふふ。ほほほ。その感動を共有したくて。あの、本当に、びっくりだよ。(わたしだけかな?)
THAI BEAT A GO GO vol.1
こんな曲で始まるアルバムです。
アルバムの途中にはこんな曲が。
メーオ、(タイ語で猫という意味)CAT というそのままのタイトル。曲の中で猫が鳴いています。
アルバムタイの60年代のポップミュージックやガレージ、サイケ、など。
これまで、昔の音楽といえば、イサーン地方(タイの東北の方。ここはタイの中でも少し特殊な文化圏でもある。隣国ラオスと共通点が多く、言葉もかなり似ている。)の音楽とか、ルークトゥン、モーラムなんかはちょこちょこ聴いていたのですが、この辺りは全くノータッチでした。
この曲は結構、昔ながらのタイの曲っぽいかな。歌はタイ語です。食堂のスピーカーとか、市場のラジカセとかから流れて来るイメージ。おっちゃんとか、おばちゃんが寝そべって、なんか食べながら聴いているイメージね。ちょっとタイの東北(イサーン地方)の歌っぽくもある。
個人的な好みではこれが好きです。
サウンドや曲は、当時のアメリカやイギリスのロックのそれなのに、もう、タイ語のエネルギーがそれを凌駕している気がするのです。かっこいい。
この曲を聴くと思い浮かぶのは、タイやラオスの伝統的な楽器、ケーンというドローンが鳴りっぱなしになる、結構サイケでトランスぽい伝統的な笛。この曲の演奏にはその音に似たものを感じるんだよね。
タイの伝統的な音楽はかなりサイケと相性がいいんだな、と感じるし、現にタイに行っても知り合いのバンドとかが、結構ケーンとか使って面白い演奏してたりする。かっこいいな、といつも思ってる。しかも結構わたしにも聴き取れるタイ語だなあと感じるあたり、北部もしくは東北の人が歌ってるのかなあ。
誰でも一度は聞いたことあるこんな曲も。
最後はこれ。女の人が歌ってます。タイ語です。演奏はモロ洋楽のそれなんだけど、それとタイ語の響きが堪んないのよ。この曲も、本当にタイ語が聴き取りやすいので、いつかカバーするかもしれません。
今回はこれでおしまい。笑
ね??ね????すごかったでしょ???
ものすごく肉感的だし、ディスタンスなんて感じないよね。なんか熱いもわっとした空気と、街の匂いがここまで届いてしまうような気さえする。
そして改めて、タイ語の魅力を感じてしまったのでした。
そもそもが音楽的な言語だけど(音程のある言語なので)、洋楽的な曲に全然語感が殺されていない。むしろ勝ってる。あとは、洋楽のミックスと比べて、演奏よりも声のボリュームが大きい気がするんだけど、それがアジアっぽくてかっこいい。言葉の存在感。。。
YouTubeには全曲上がっているようなので、ぜひみてみてね。
わたしはと言えば、もちろんアルバムを買いました!!!!☺️アマゾンで売ってたの。
そんなわけで、サワディーカー。
また次回〜。
なんと強烈なアルバム!!ああレコードあれば欲しい!タイの音楽はやっぱりいつ聞いても良いねえ!
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最高だよね!ほんとうにタイの音楽は素晴らしい。
レコード、他のはいくつか出てるのあるみたい。
このアナログ、欲しいよねえ〜!!
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60年代の日本も盛んに西洋音楽を取り入れていた。タイも同じだったんですね。
今はどうかというと、タイの各地でサイケデリックトランスのレイブとかが行われているようです。
タイのサイケデリックトランス という検索ワードで探してみたらこんなのが見つかりました(゜)))<<
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タイのこの頃の音楽は、取り入れつつも、それらすべてがタイの音楽として成り立っているのがすごいですよね。日本のものは完成度は高いけれど、ここまでのオリジナリティとか、エネルギーとか、感じる作品はそんなには多くはなかったんじゃ無いかな?と個人的には思います。
いつもわたしがタイに行く頃は、そういうフェスも多いです。白人のお客さんがわんさかいます。
と同時に、このブログにあげたような音楽もまだあって、そういうフェスもあります😊
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まさに。タイの音楽として成り立ってますね。
当時の日本のグループサウンズって、ロックなのか歌謡曲なのかワケわからないのかも。
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